23時に寝落ちしました。


=【 2005年9月13日 後場 】===================

■□■━━主な指標━━■□■
 ◎日経平均        12901.95(+5.52)
 ◎TOPIX        1315.76(+5.96)
 ◎東証一部出来高概算    26億3996万株



■□■━━市場の動き━━■□■
■利益確定売りに上値重いも、平均株価は小幅高に3日続伸し、1万2900円
回復
                      =東京株式市場・13日後場


13日後場の東京株式市場では、上値の重い展開が続いた。上昇ピッチの速さ

対する警戒感から、利益確定売りがやや優勢となり、平均株価は午後2時32分

1万2877円66銭(前日比18円77銭安)まで下押した後、押し目買いに

びプラス圏に浮上したが、戻りは鈍い。市場では、「1万3000円接近で利益

定売りが出るのはごく自然な流れ。もっとも、押し目買いの動きも根強く、高値

み合い下でのスピード調整の色合いが濃い」(準大手証券)との声が聞かれた。

お、経済産業省は午後1時30分に7月の鉱工業生産指数(確報値)を発表、生

指数は季節調整済みで前月比1.2%低下し、速報値(同1.1%低下)から0

1ポイント下方修正されたが、公表直後に特段の反応は見られなかった。平均株

終値で前日比5円52銭高の1万2901円95銭と小幅ながら3日続伸し、

1年6月29日以来の1万2900円回復となった。東京外国為替市場では、1

ル=110円台前半(前日終値は109円76銭)で取引されている。東証1部

騰落銘柄数は値上がり932、値下がり563。出来高は26億3996万株。

買代金は1兆8554億円。

 トヨタが新値追いとなり、日産自、いすゞや、益子修社長による欧州販売台数

向上見通しを受けた三菱自が年初来高値をさらに更新し、ホンダも上値を追うな

自動車株が引き締まった。三井住友が年初来高値を更新し、三菱東京UFJ

堅く、大手銀行株の一角がしっかり。高水準の売買代金を受け、9月中間期末に

質2倍の20円配を実施する日興コーデが年初来高値をさらに更新し、大和証G

新高値圏を維持。野村、丸三証、松井証も堅調に推移するなど証券株も継続物色

れた。損保ジャパン、三住海上、あいおいが新高値を切り上げるなど生損保株も

き締まり、アコムオリックスSBIなどのノンバンク株も高い。神戸鋼、中

鋼、丸一管など鉄鋼株の一角もしっかり。基準地価の発表(20日前後)を控え

三井不、住友不が年初来高値を切り上げ、東急リバも新値取りに進むなど不動産

も買い進まれた。主力ハイテク株では、ソニーキヤノンが上昇し、日立、イビ

ンも強んだ。9月中間期連結業績で営業4%増益に上方修正、同期末1円増配が

測された三菱電は年初来高値を切り上げたが、TDK、松電産、シャープ、アド

ンテスは次第安。個別では、宮越商がストップ高。山水電は上伸し、値上がり率
トッ
プ。高速コンポスト化システムの第1号売買契約締結を発表したSサイエンスや

丹青社、飛島建、沖電線なども高い。

 半面、NY原油先物安を受け、国際石開、石油資源、帝石、ガス開などの資源

発株が引き続き軟調となり、新日石、昭シェル、東燃ゼネ、AOCHDなどの石

株も安い。ソフトバンク、ヤフーもさえない。個別では、CB400億円発表の

原、UBS証が投資判断を「ニュートラル2」に、目標株価を530円にそれぞ

引き下げた三越、ゴールドマン証がレーティングを「アンダーパフォーム」(弱
気)
に引き下げた有沢製などが安い。